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うずら

Author:うずら
箪笥に眠りっぱなしの古布たち。
とうに時代が変わったことにさえ気付いていない様子です。
ずっとココにいた布と出逢ってみる。
古布リメイクブログ 「アオイトリ」

管理人の うずら です。
どうぞ、よろしく。

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キリ番はありませんが、インチキ辻占いでもしようと思います。
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昭和のワンピースをスリットチュニックにリメイク


昭和のワンピースをブラウスにリメイクは、廃案。
 昭和のウールスカートリメイク で作った型紙をそのまま使って袖なしでも作ります。

あれ、収まりが悪いな。
型紙を切ってヨークで分散します。

袖なし製図2


縫いました。

青いチュニック1


後ろヨークつぎはぎは袖布からとりました。

青いチュニック2


昭和のボタンを再利用。

青いチュニック3


前立ての重なりを利用してスリットにしました。

青いチュニック4

祖母が気に入ったようです。
けどなぁ、このスリットが腰曲がり祖母の歪みを強調して変なんですよ。
「コレはさぁ、腰が伸びていないと立っても座っても変な服だよ」
袖なしに直してみたが、やっぱり祖母には合わない服でした。
「親戚の母ちゃんにあげたらいいよ」
親戚の母ちゃんの方が似合うし、喜ぶ。
祖母が、ツーンとしている。
「親戚の母ちゃんは、いっぱい服を持ってるんだ。わざわざあげなくても、たっくさんあるんだ」
その言い回し、どこかで聞いた覚えがあるなぁ。

いつか友人の子のデコとチコが来た時、箪笥の古布を処分しようと思いまして、
姉ちゃんのデコさんに「こんな布で服を作ったら、着る?」と訊いてみた。
幼児、無言。
子どもほど残酷で容赦ない生き物はいないといいますが、
そうでもない。
子どもほど、気遣いに長けて繊細なんです。
「そんな布で作った服、いらねー」とは言えないので、無言なんです。
「まぁ、ちょっとね、色がね、ババァ臭いよね」なんて言ってあげると、
「そっちの布のほうが、好き」なんて、言うんだな。
とはいえ、この布も処分したいんだよな。
わたしの背後にチコがいた。
「どうだろう、この布。ほら、こうしてさ、ドレープ沢山にすると、そこそこ立派なワンピースになるんだよ」
チコの首下に布を当てて訊いてみる。
チコさん、ピンポン玉を吐き出しそうな口から、
「 ほぉっ!! 」
驚きと喜びがない交ぜの感嘆を吐き出した。
気に入ったらしい。
じゃぁ、キミに作ろうか。
チコが鼻息も猛しく「ふんふん」言い出した頃でした。
「ねぇ、うずらさぁん、」
なんだろう、デコがとても甘い声でわたしを呼んでいる。
振り返る。
「デコが大きくなると、チコはいっぱい服を持っているんだよ」
デコが大きくなって着られなくなった服はチコに下がるということなんだね。
「それからね、」とデコが言うには、従兄の服も、色んな服も、みんなチコの服になるそうな。
「チコはいぃ~っぱい、服を持っているんだよぉ」
ものすごく、優しい声音で、分りやすく、わたしを教え諭している。
しかししかし、「そうだよね、お母さん」同意を求める声の鋭さったら。
「え、あぁ・・・うん、そうだね」母ちゃん、ビビッてたね。
けど、幼児の策謀とは思えぬほどの回りくどさから意図が読み取れず、
ただ率直に「チコは服持ち大臣だ」としか受け取れませんでした。
ですので、ちょっとチコを得意がらせてやろうと思ってチコに訊いてみました。
「キミは大服持ちなんだね」
土地を持っていれば大地主。お金を持っていれば大金持ち。
そんなノリでした。
けれどチコが、ツーンとしている。
唇を尖らせて、面白くないって顔をしていました。
チコの方がわたしより先に、姉ちゃんの言わんとする何たるかを察していたんですね。
要するに、「チコになんか服は作らなくていいだ」ってコトなんだね。

って、ことでウチのババァだ。
早速、この青い袖なしを箪笥に隠した。

幼女と老婆の大差のなさったら。
女は死ぬまで女を辞めません。



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