ネルの寝巻きを楽パンツにリメイク 【お寝巻きを解く】
お寝巻きですね。
何度目かの昭和のお寝巻リメイクです。
祖母の知り合いにアヴェちゃんという活動的な小金持ちがいまして、
以前、祖母は着物を貰い、 その着物を腰曲がりズボン に直し、
祖母が穿いてノコノコ出て行ったらアヴェちゃんに見つかり、喜ばれ、
また新たに貰ったのがこのネルのお寝巻。

こんな柄。

唸った祖母が、「本ネルだ」
いいモノらしい。良かったネ。
けど、貰い主のモノにはならねぇのが、我が家の常だ。
おっかさんが、冬には冬のパジャマが要る。
と言うので、そういうワケで、パジャマズボンを作ることにします。
まずは、解きます。
衿を外して、、、おや?
ちょうど胸の位置の衿の中に何かある。
玉結びの固い木綿糸だろうか?
やや、これは・・・折れて、錆びた、針の突端ではないかっ!!
一地方に伝わる護身の術か、、、呪詛か?
アヴェちゃん家は金持ちらしいからなぁ、色々あるのかもなぁ~。
小事を大事に妄想を楽しみつつも作業は続けて、
袖を外して、裾の縫い目を解いて、洗って、干す。
仕立て自体はとても解きやすくて、熟練者の技量と感じます。

洗って縮んだのか、
原形は幅70cm、丈130cmと小柄です。
前身頃にT字の切込みがあり、

肩位置で、前後の身頃を切り離して、

脇に付け直して、140×130cmの大布を作りました。

前後繋がりの楽パンツ型をおいて、みる。

たがい違いに配置すれば、
きわどいところの縫い代も確保できそうです。

足りなかったら、衿布を継ごうと思っていたので、手間が省けて良かった。
では、切り出します。

にほんブログ村