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Author:うずら
箪笥に眠りっぱなしの古布たち。
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ずっとココにいた布と出逢ってみる。
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管理人の うずら です。
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稚児に昆布ブラウスを作る 【完成】


完成。

昆布ラウス (5)

チコさんがまだまだ3歳にはなっていなかった頃だと思います。
玄関で靴を脱いで上がったっきり動かなくなったことがありました。
何してんだろう?
客間兼用のミシン部屋に誘導しようも、動かない。
見れば、いつもと違って胸に大きな缶バッチを着けている。
これみよがしに胸をそびやかしている。
コレに一言貰うまでは動くつもりがないらしい。
「あっ!!なんかくっついてる!!」
しょーがねぇので大仰に気付いてやった。
チコさん、両手で缶バッチを扇いで満足そうです。
これで気は済んだだろう。
さっさと客間に入れようとしたところ、お母さんが一言。
「うずらさんに見せるんだって自分で着けて来たんだよねー」

な、なんだって?
安全ピンとは名ばかりで、親指に刺さるかもしれない危険をおかして
わざわざわたしに見せるためにチコが着けて来ただと!?

チコの行いに礼儀を尽くす義理があります。
缶バッチをよく見た。
なにか、海草的なモノが3本、顔が付いている。
「なんだコレ?」
儀礼上チコに訊ねました。
チコさん、わたしの気を惹けて満足そうです。
「妖怪ウォッチの・・・なんか、オマケだったかな」
お母さんが答えてくれました。
あくまでわたしはチコに訊ねます。
なぜならそれが、礼儀だから。
「なんのオマケだ、食玩か?ガチャガチャか?」
「食玩だったら何が入ってた?飴か?ラムネか?それともうずらさんが知らない新しいお菓子か?」
「これは、ワカメか?それとも昆布か?」
「うずらさんはこれは昆布だと思う。昆布妖怪だとキミも思うだろ?そうだろう」
「ところで、この昆布は利尻か?日高か?」
「昆布巻きになるならどんな食材を巻き込みたいと思ってる昆布なんだ?」
なんとか脇から答えていたお母さんも返事が出来なくなってきました。
この程度ではチコに礼儀を尽くしたとは言えません。
まだまだ訊きました。
あんなに誇らしげに輝いていたチコの黒目がツヤを喪い虚空の穴のようになり、
半開きの口から蜃気楼のように何かが出始めていた。
ま、こんなもんか。
「こんなところにつったってないで、部屋に入ってココアでも飲みなよ」と声をかけると
スイッチが入ったようにミシン部屋に駆け込んでいった。

部屋に入るとバッチを引っ張ってお母さんに要求していました。
すぐさま外して欲しいらしい。
「え?もう外すの?うずらさんに見てもらったからもういいのか。そっかそっか」
うずらさんの関心を異様に惹きつけた怖ろしいバッチを外してもらい
安心した顔でチコが寄ってきました。
うずらさんに見せるために着けて来たバッチをなぜ、わたしの許可なく外したのか?
30近い詰問で再びチコを干からびさせてやろうかと思いましたが、
ひとまず、置いといた。

というワケで、チコには是非にも昆布ブラウスを作ってみたかったんです。
作ってみたら、まぁ、たいしたことなかったですね。
発想の元が缶バッチですからね。


で、
うしろ。

昆布ラウス (5)a

シンプルフレンチスリーブですね。
こっちの方がさらし生地のそっけなさに合ってたな。




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