スラックスばっかり直していたら飽きたので、シャツ等を発掘。

家にはびこるシャツ系古着の10分の1ってとこですかね。
この、3倍くらい、袋に入って値札つけたまま黄ばんでるシャツ類があります。
総計1割くらいがそのまま着れそうな新品シャツってかんじです。
・・・もっと少ないか。
着古された古着のみなさんでして、
着尽くしたネルシャツや保温効果の怪しげなコーデュロイなんぞがあります。
が、どこかのファストファッション店の生地よりは厚くしっかりしている。
それだけが昭和の名残りという生地たちなので、もうひとシーズンくらい着れんじゃね?
ってことで、1着選んでみる。

よくある、ただのYシャツです。
襟首が黄ばむほど尽くしてないが、、タンスに突っ込まれている間に
服として存在することを諦めたような疲労感をまとったYシャツです。

とりあえず、芯が硬い襟とカフスを外してみる。

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今度は、紳士用スラックスのベルト位置にゴムを通して婦人サイズにするってだけのリメイクです。
いつかも作ったけど、全部、叔母だの大叔母に渡しあげたので、自分用に作り直し。
母は、ボロは捨ておいて良さそうな服から直して着ればいいと言いますが、
ボロから直して改良点を取り置いた自分用に直すってのがわたしのやり方です。
セコイ!!
このセコさが我が家の古着リメイクに相応しいと小揺るぎも無し。
さてと、ストレートパンツとして穿くなら裾幅をいじることもないので
股裂きはせず、ゴムを通しただけ。

よくある紳士モノ的トーンのストライプ柄。

後身頃にゴムを通し、

前身頃のベルト通しに隠してゴムを留める。

業務用アイロンで圧したと思われる折り返しを使いまわせて満足。

こんな調子でやっつけていって、そのうちイタリア製生地のを直すんだぁ。

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股下を開きます。

前回、うっかりファスナーまで解こうとしてしまいましたが、
ファスナーからうしろ身頃との縫い合わせまでには余裕があるものです。

前身頃の詰め分をこの範囲内に収めれば、
サイズ調整が出来て、ファスナーも使いまわせます。

あんまりファスナー部分ギリギリまで詰めると、ミシンがけが大変になる場合があります。
開きました。

余分を削ります。

今回は、ストレートパンツでいってみようと思います。

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祖父のスラックスは累計50本超え。
スケスケの夏用ウールもあるものの、
冬場に直す必要もないので、春からの手仕事にまわす。
その他、化繊混や化繊100パーもちらほら。
化繊100パーモノがどんなもんか直してみようと思います。
暗いチェック柄の化繊100パー。

ポケットのカッティングが少し凝ってる。

いつか真似してみよう。
作り自体は、かなり簡素。

これを直してみようと思います。

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試着したところ、思いがけないくらいウエストが詰まってた。
ボタンを斜めがけする必要がなくなったので、元の位置に付け直す。

冬物の上着を飲み込むゆとりをもたせたウエスト回りに仕上がりました。
太もも周りの横幅を削ることができず、
ゆったりテーパードって感じですかね。

脇を解けば・・・しかし、それをするとポケットが犠牲になる。
昭和的細工がされているらしく、ポケット周りの生地がかたい。
切るのも縫うのも大変そう。
そういうワケで、脇は触らない。
うしろ。

折れ線がだいぶ内側に傾きました。
着崩すほど目立たなくなるだろう。
あとは、横幅を詰めるために後ろ中心を詰めるときに外したベルト通しを

再装備で本完成ですが、

ここまでは、やらねぇな。

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今年は初日の出も拝めず、年始のスーパームーンで月光浴することもなく始りました。
で、事始が去年の遣り残し更新。
早々、しくじった感満載です。
年末年始の越し方にしくじった場合は、節分を切り替えにつかって
冬至・夏至やらの二十四節気を体感しながら過ごすことで取り返せるそうです。(願望)
さてと、何事もなく続けていきます。
股下、主に尻の方を縫い直します。

前はファスナーの合わせを狂わせないよう、
できるだけ触らないように心がけ、

ファスナーの縫い合わせまで解いてしまった場合は
できるだけ、縫い代の折りに忠実に縫い直す。

紳士モノは触るほど収拾がつかなくなる。
うしろの見返し布は、
手縫いでセコセコ縫い合わせる。

ほどほど出来上がり。

いったん穿いて、ウエストの締まり具合を確かめる。
まだまだ緩いなと感じたら、
うしろのウエスト周りにゴムを通す細工をする。

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股下を解きました。

前後の股上部分はそのままです。
前はファスナーが付いたまんま。
脇を削れないので後部分を削るのですが、後股上も縫合されたまんまです。
こんな感じで、削ります。

余分を切り取る前に、
後股上部分を出来上がりに仮縫いしておきます。

それから切り離します。
前後の股下の長さがまぁまぁ同じなら、なんとかなります。

厚地で、長距離を縫う場合は、ミシン縫いで下になる布(だいたい後ろ身頃をあてるようですが)に
ゆとり(ゆるみ?)をもたせて縫い上がり時の帳尻を合わせるというやり方もあるようです。
あんまり下布をミシンの送りに合わせて進ませすぎると、上布がツって、下布が波打つ仕上がりです。
0,5~1,5cmが誤魔化せる範囲だと思います。
そんなこんなで縫い合わせて、

いつもの見慣れた形に仕上げます。

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今年ももう終わりますね。
今年ときたら更新をサボりまくって今年作った分を載せきれませんでした。
これは去年にリメイクを施した紳士用スーツパンツです。

発掘史上最大サイズだったような気がします。
脛から裾幅をすぼめただけの簡易リメイクで、

腰周りはゆるゆる。

中心線をズラして、ボタンを付け替えても、
ゆるゆる。

このたっぷり感とゆるゆる感で、スリムGパンの上から更に穿けて、
暴風雨警報中でも穿いて出ると暖かかった。
すばらしい防寒着でした。
やっぱウールパンツいいじゃん、あったかいじゃん。
来年の冬にはフツーのパンツにリメイクし直そう。
そう思った来年が今年なもんで、直しました。
今度はまともに穿けるサイズのパンツにすべく、
股下を切り開いて幅詰めを試みます。

幅を狭めるなら、脇を詰めたほうがいいのでしょうが、
脇には、せっかくプロが業務用ミシンで仕上げた立派なポケットが付いているので、
そこを活かすべく股下を削ってみようと思います。
失敗してもダメージ0がリメイクのいいところです。

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